関西学院大学社会学部 教授

災害社会学・環境社会学

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3.11霊性に抱かれて
魂といのちの生かされ方

亡き人は今もそばにいる。本書は、魂の奥底から大切な人との再会を懇願したときに現れる“霊性”の世界観である。
被災地では悲しみを癒し、立ち直りを支える多様なツールが編み出されている。
一般的には、この世界から肉体が消えてしまった人びとは、過去の時勢に属することになる。
それに対して、生者がひたすら耳を澄ませて死者の声を聴こうとすると、死者は、過去と現在との境を越え、現在の時間に浸潤してくる存在になる。
霊性という死者と生者のあわいに着目しながら、「今は昔」語りが展開される。
“被災地タクシーの幽霊現象”で大反響を呼んだ「呼び覚まされる霊性の震災学」待望の姉妹編。

東北学院大学震災の記録プロジェクト

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私の夢まで、会いに来てくれた
3.11 亡き人とのそれから

東北学院大学の金菱清教授とゼミ生たちが
東日本大震災の被災地で集めた
「遺族が見る亡き人の夢」の記録、27編。
家族や友人との突然の別れを経験した人たちが
悲しみと向き合いながら前向きに生きる姿も描く。
大切な人を亡くした人への励ましともなる一冊。

東北学院大学震災の記録プロジェクト

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